わずかな議員で住民投票を否定

きのう、市庁舎の(本庁舎)耐震対策について、検討してきた特別委員会が、これまで方針を180度転換した中間報告をおこなった。2年前の住民投票を、多数決で事実上否定したのである。その内容は、市議団ホームページに掲載していますが、前回の特別委員会は、住民投票で実施耐震改修と一部増築案の検証をおこなったことなど調査の結果を報告した。そして、「住民投票の結果を尊重し、今後も市民の声を取り入れて調査研究を続ける必要がある」と結論を報告した。これは、驚くべきことで、議会の数で否定するという暴挙そのものだ。

議会は、市の新築移転への市民の批判と住民投票の世論に押されて、市民に判断をゆだねる直接民主主義を保障した。新築移転するのには議員の2/3の同意が得られず、住民投票を認めざるをえなかった議員であっても、全会一致で決定した議会が多数決で、住民投票の結果で市民が選んだ選択を変える事はできない。ましてや、今回の報告は、市民の声は一切聞いていない。ケーブルテレビの中継録画や傍聴で見たが、多数決での委員会運営や議論の進め方・採決の取り方にも問題があるなか、数で方針転換は認める事が出来ない。

きのう、私を含めて4人の議員がそれらの問題点を質疑をおこなった。

議会と委員会に対する市民の不信は広がり、今後も多数決で進めるなから、またまた住民投票の前にと同じ状態に戻る。しかし、この間の市政と住民投票を体験している市民は声を出して、必ずあらたな行動を起こすだろう。

市長は、記者会見で「大きな前進だ」と評価したという。この態度は、市庁舎問題などで市民の多くの批判と保守の支持層からも支持を失ない4選不出馬となった姿に共通するもので、来月14日と任期切れ直前になっても、市民の声が理解も出来ないものだと感じた。

 

 


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