角さんの飛脚便 WEB版301号

市長が中学校卒業まで医療費助成の拡充を表明
ついに保護者・市民の声がとどく
4月28日、市長は定例記者会見で、医療費助成の対象年齢を現行の就学前児から中学校3年生まで拡充することを明らかにしまた。先日、県知事が来年度に、市町村の子どもの医療助成について、県下で中学校卒業まで拡充することを表明したことに、呼応した形です。
現在の制度では、県と市町村の費用負担は半分ずつで、自己負担は通院が一日530円、入院が一日1200円です。対象となる小中学生は1万7千人で、あらたな費用負担は1億4千万円(うち市は7千万円)と見込まれています。

日本共産党は制度の拡充を要求し、請願にも賛成
これまで、日本共産党は毎年の予算申し入れで、医療費助成の対象年齢の拡大をもとめてきました。また、2月定例議会で、伊藤いく子議員が一般質問でとりあげました。市長は「市の単独実施は困難。県と協調しながら、実施を検討する」旨の答弁でした。そして、先月の市長選では、公約にかかげました。
その後、知事が来年度に拡充すると表明し、今回の市長の表明となりました。
これには、2月議会に実施をもとめて請願した女性団体が2千人の市民の署名を添え、「財政が厳しい市町村すでに中学校卒業まで実施している。鳥取市ができないはずがない」と強く要求していたように、子育て支援の充実をもとめる広範な市民の世論があと押しをしたものです。
なお、この請願は市議会で、清和会・こう風・公明党・市民会議の議員が反対し、賛成少数で否決になりました。

税金・保険料の支払いが困難な市民に対応改善を
市は、税金・保険料の支払いが困難な市民に対して、催告状や督促状を発行します。その記述は、支払いだけを求めて朱色とかゴシック文字で強調し、生活が苦しい市民の気持ちを委縮させ、心をよせない文面が多くあります。
角谷敏男議員は、2月定例議会で昨年視察した盛岡市消費生活センターの多重債務と借金問題の解決に取り組みを紹介し、鳥取市でも税金や保険料の収納を扱う各担当が、市民が生活上の相談を気軽に相談できるように、何でも相談できるチラシを同封して、督促状や催告状と送るように提案しました。
市長は、「ご指摘の文面の改善は、担当部署で検討する。チラシの添付は、可能なものは実施したいと答えました。
後期高齢者保険料の滞納者に
市長が市民に「出頭通知」!
3月中旬、深刻な生活相談があった。年金生活の老夫婦が、医療費の支払いなどの滞納があるほど、生活の見通しがたたないのである。
支払いが滞納となっているものなかで、後期高齢者医療の保険料滞納があった。市長から「出頭」通知がきていた。犯罪人や被疑者にしか使っていない言葉を市長が使うのかと驚いた。
文書を読むと、何度も催促しているが,連絡もないので、「あなたに連絡することなく差し押さえる」とも書かれている。なんと強権的な票ではないか。
翌日、市役所に行くと、担当者は「役所に呼び出す場合に使う」といい、担当課長は「表現を変えれるものであれば、そうしたい」と説明した。こんな言葉は、生活に困窮し、支払いができない市民に対して、使う言葉ではない。もっと、市民の事情をつかんで、役所が使う「適切な対応」ということばを実践してほしい。


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